
こんにちは!
森ゼミ3期生の野田尚太郎です。
これといった趣味はないですが、まわりの人の話し方や考え方を観察するのが好きです。
友人のMBTIをメモして各タイプの傾向を分析したり、身近な人のモノマネをしたり。
人それぞれの色を知るのが楽しくて、気づけば自分もその色に染まってしまう
なんだかカメレオンみたいな人間だな、と思います🐸
ゼミ生の経歴を見ると全体的に国際色豊かですが、僕の場合は、海外に住んだことも留学経験もありません。生まれ育った場所も、パスポート取得率10%の岩手県。そんな自分がどうして国際政治に興味をもったのかを書きたいと思います。
(森ゼミの雰囲気になんとなく惹かれるけど、自分のなかに国際政治との接点がない、国政政治への関心をうまく言語化できない、という2年生に届いてくれたら嬉しいです)
中学3年生のとき、4日間の短い国際交流プログラムに参加しました✈️行き先は台湾。僕はそこで「Harrison」という台湾人の青年と知り合いました(台湾には英語名の文化があります)。歳も近く、爽やかに笑う姿が印象的で、すぐに打ち解け、仲良くなりました。
しかし翌日、とある一本の動画を巡って事件が起きます、、、
きっかけは、SMAPがライブで「世界に一つだけの花」を中国語で歌っている映像でした。
初めての海外の友人との間にとにかく話題が欲しかった僕は、”Do you know this song?”と、覚えたての英語のフレーズを添えて、無邪気にその動画を見せました。すると、それまで明るかったHarrisonの表情から笑顔が消え “This is in China”と、彼は顔をしかめたのです。当時の自分は、その意味が理解できず、なんとなく話題を変えてその場を凌ぐことしかできませんでした。
帰国後、その映像が台湾ではなく上海でのライブだったこと、中国と台湾との間には「一つの中国」原則をめぐる複雑な歴史があることを知りました。台湾出身の彼にとっては、アイデンティティに関わる大事な問題だったのです。いま思えば、勝手に一括りにされて彼が怒るのも無理はありません。「自分はなんて世界を知らないのだろう」と、あとになって悔やみました(ちなみにHarrisonとはそれ以降、なんとなく気まずい関係になってしまいました、、、)
それ以降「世界に一つだけの花」がトラウマソングになった、、、というのは冗談ですが、この経験が大きな転機となりました。自分にとっては同じ赤に見えていた世界も、見る人によっては朱色や紅色に分かれて見える。その違いを生み出すものは何なのか、なぜ、同じに見える色を別のものとして認識するのか。そんな関心から、自分の中に“まだ知らない世界を知りたい”という好奇心が芽生えました。
以前、外務省に入省された森ゼミの先輩から「首脳会談では、総理が会話に困らないよう、事前に相手の国の文化や歴史を徹底的に調べて冊子を作る」と伺ったことがあります。きっとそれは、国と国との大きな関係においても、僕個人の経験と似たような“すれ違い”が起こりうるからだと思います。森ゼミでは「相手が何を望んでいて何を最も嫌がるのか」といった “地球規模のコミュニケーション” を観察・分析していきます。きっと、世界をいままでとは違った枠組みで見ることができるようになるはずです。
いつかOBOG会で、個性豊かでカラフルな皆さんと会えることを楽しみにしています🎨

